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スタッフ紹介詳細

秀 道広 Michihiro Hide

教 授
広島県出身

略歴
秀 道広
1984年3月
広島大学医学部卒業
1988年3月
広島大学大学院医学系研究科修了
1988年12月~1990年5月
米国NIH(NHLBI)研究員
1990年6月~1993年2月
英国ロンドン大学St Thomas's Hospital研究員
1993年4月~1996年3月
厚生連尾道総合病院皮膚科部長
1996年4月
広島大学医学部皮膚科助手
1999年4月
広島大学医学部皮膚科講師
2001年5月~
広島大学医学部皮膚科教授
(2006年4月~2008年3月
広島大学医学部副学部長)
研究テーマ
  1. 蕁麻疹の病態解明と治療法の開発
  2. アトピー性皮膚炎における汗アレルギーの解明と治療への応用
  3. 食物多糖類によるアレルギーの発症・予防法の開発
  4. IgEの産生制御機構
  5. 表面プラズモン共鳴の医療応用
  6. その他、皮膚に関係するとびきりおもしろいこと
現在の診療内容

皮膚科疾患全般、特に蕁麻疹、アトピー性皮膚炎

所属学会
  1. 日本皮膚科学会(代議員)
  2. 日本研究皮膚科学会(評議員)
  3. 日本臨床皮膚科学会
  4. 日本アレルギー学会(専門医、代議員)
  5. 日本皮膚アレルギー学会(評議員)
  6. 日本免疫学会
  7. 日本乾癬学会(評議員)
  8. 日本皮膚悪性腫瘍学会(評議員)
  9. 日本再生医療学会
  10. 日本香粧品学会(評議員)
  11. 日本褥瘡学会
  12. 日本生物物理学会
主要論文・著書
  1. Hide M, Francic DM, Grattan CEH, Hakimi J, Kochan JP, Greaves MW. Autoantibodies against the high-affinity IgE receptor as a cause of histamine release in chronic urticaria. N Engl J Med 328: 1599-604, 1993.
  2. 秀 道広、古江増隆、池澤善郎、塩原哲夫、古川福実、松永佳世子、長野拓三、大路昌孝、堀川達弥、亀好良一、北島康雄.蕁麻疹・血管性浮腫の治療ガイドライン.日本皮膚科学会雑誌 115: 703-715, 2005
  3. Tanaka A, Tanaka T, Suzuki H, Ishii K, Kameyoshi K, Hide M. Semi-purification of the IgE-sweat antigen acting on mast cells and basophils in atopic dermatitis. Exp Dermatol 15: 283-290, 2006
  4. Yanase Y, Suzuki H, Tsutsui T, Uechi I, Hiragun T, Mihara S, Hide M. Living cell positioning on the surface of gold film for SPR analysis. Biosensors and Bioelectronics 23: 562-567, 2007
  5. Kameyoshi Y, Tanaka T,. Mihara S, Takahagi S, Niimi N, Hide M. Increasing the dose of cetirizine may lead to better control of chronic idiopathic urticaria, an open study of 21 patients. Br J Dermatol 157: 803-804, 2007 他
資格・役職など
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医・指導医
  • 広島大学医学部学部長補佐(学士課程教育担当) 他
ひと口コメント
  • 医学を志した理由

    人と関わりのある科学研究をすることのできる仕事を希望したこと。直接的には、わが国における心身医学の創設者である故池見酉次郎先生の著書、講演に触れたことが契機となりました。

  • 当科を選択した理由

    入局当時の皮膚科学教授、山本昇壯先生との出会いにより入局を決めました。ヒトの体のしくみと病気を克服する働きには、人智を越えたすばらしいものがあると思います。それを観念でなく、万人と共有できる実体として表現するためには、どうしても科学の言葉で語ることが必要です。そのため、医学部を卒業する時、世界最先端の身体医学研究に身を置いてみたいと考えました。山本先生は、そのような私の願いをよく受け止め、広島大学に根を張った上で世界を舞台として活躍する道を進めてくださいました。

  • 自身から見た、皮膚科のアピールポイントは?

    広島大学皮膚科の第1の財産は人です。まずは教室スタッフの面々に接してください。皮膚科には誠実な良い人が多く集まります。それは、皮膚科診療が皮膚という誰にでも見える臓器を扱い、内科・外科を含む多くの診療科と深く関わる幅広い疾患を扱いながら、かつ機械や検査データへの依存度が少ないことと関係が少なくないと思います。目で見える異常にごまかしはきかず、検査に現れない痒みや痛みなどの自覚を把握するには、患者さんの訴えを上手に受け止めることが求められます。熱傷、悪性腫瘍はもちろん、アレルギー、薬疹、膠原病、水疱症などでも、一歩対応を誤ると死に直面します。そして皮膚科医は、一人の難治例に対して問診、視診はもちろん、病理組織学、生化学、免疫学などを駆使して診断をつけ、ある時は内科的に、ある時はメスを持って外科的に治療を行う、本当に幅広い対応を行っています。皮膚科医の人格は、このような仕事を通して形作られるのではないかと思います。
    皮膚科は、このように広い守備範囲を持ち、他科との境界も多いので、意欲次第で広い領域を扱うことも、逆にごく限られた領域だけを扱うことも可能です。その中で広島大学皮膚科学教室は、伝統的に「強い皮膚科」を目指し、かつその成果を様々な形で発信することを基本姿勢としています。意欲次第で診療の幅は広がり、研究のレベルは限りなく高くすることができます。必要に応じ、また情況に合わせて、誰でも、どこにでも勉強に行くことができる教室を目指しています。

  • 趣味・特技

    中学、高校では陸上部に所属し、1500m走はいつも5分以内で、得意のハードル走では大会記録も残しました。高校時代は一時クラシックギターも習っていました。しかし、今はごくたまに健康維持のために泳ぐくらいで、なかなか趣味と言えるようなものがないのが辛いところです。しかし常に志は高く、心は豊かであり続けたいので、感性を磨くためにも時々短歌を詠むようにしています。